イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区の北部にいる市民を、24時間以内に南部へ退避させるよう、国連に通告しました。
国連は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ北部にいるおよそ110万人のパレスチナ人を、24時間以内にガザ南部に退避させるよう伝えてきたことを明らかにしました。
イスラエル軍の広報官はSNSで。
イスラエル軍 広報官
「ハマスと関連する軍事目標への攻撃を続けるため、一般市民に退避を呼びかける」
ガザでは、これまでも多くの市民が空爆の巻き添えとなり、死亡しています。現地で人道支援を続ける日本人からは、悲痛なメッセージが届いています。
日本の人道支援関係者
「ガザは今、地獄です。逃げる場所もないのに逃げろと言われて、逃げろと言われても空爆は止まらなくて。一般市民はどこにも行く場所がありません」
今回のイスラエル軍の通告が、ガザへの地上侵攻に踏み切る兆候との見方もありますが、具体的な情報は明らかになっていません。ハマスは「偽りのプロパガンダだ」として、騙されないよう求めているということです。
一方、イスラエル中部テルアビブでは。
記者
「こちらの広大な駐車場には様々な物資が置かれています。おもちゃにトイレットペーパー、電子レンジのほかには、マットレスやソファーまであります」
避難してきた人たちのために、多くの物資が寄付されていました。
また、行方不明者の特定に向けた作業も進められています。
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