ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流で、中国側では3人が死亡、558人が行方不明となっています。

中国国営の中央テレビは、ネパールと国境を接するチベット自治区シガツェ市で、土石流により3人が死亡、558人が行方不明と報じています。

また、中国外務省はきょうの会見で、行方不明者のうち260人が外国人だと明らかにしました。さらに、ネパール側で100人近くの中国人が行方不明になっているとしています。

中国外務省 林剣 報道官
「中国は現在ネパール側と密接に連絡をとり、連携、協力して捜索・救助活動にあたっている」

現場の周辺には軍や救助隊が出動しているということですが、中国国営の中央テレビによりますと、せき止め湖が確認され、救助が難航しているということです。

また、中国国営の中央テレビは、李強首相がきょう午後、被災地を訪れ救助や復旧活動を指導したほか、避難している住民にお見舞いを伝えたと報じています。

今回、土石流が発生したエリアには中国とネパールの国境検問所がありますが、新華社通信は今年に入ってから6月23日までの間に、この検問所の出入国者数が10万人を突破したと報じています。ビジネスなどでの往来が増えていたということです。