アメリカとイランが戦闘終結に向けた覚書に正式に署名しました。14項目からなる覚書にはイラン寄りの内容も目立ちます。ここでワシントン支局長の涌井記者に聞きます。なぜ、こんなにイラン寄りの覚書になったのでしょうか?
イランに譲歩する以外のカード失ったか
原油価格の高騰につながっているホルムズ海峡の開放を一刻も早く実現したかったわけですが、トランプ政権はイランに譲歩する以外のカードを失っている状況でした。

当初、アメリカが事態打開につながるとみていたのがイランに対する海上封鎖です。
石油を輸出できなくなればイランが白旗を揚げるだろうとみていたのですが、2か月以上耐え続け、イランには軍事的圧力も経済的圧力も効かない、もう交渉で譲歩するしかないというところまで追い込まれていました。