イラン情勢をめぐって原油価格が高騰する中、アメリカのベッセント財務長官はタンカーに積まれたままになっているイラン産原油について、数日以内に制裁措置を解除する可能性があると述べました。

ベッセント財務長官は19日、FOXビジネスのインタビューで「数日以内に海上にあるイラン産原油に対する制裁を解除する可能性がある」と述べ、その量については約1億4000万バレルだと説明しました。

⁠およそ10日から2週間分の供給量に相当するとしていて、イラン産原油への制裁を一部緩和し、世界の供給量に加えることで原油価格を抑制するねらいがあります。

イラン産原油をめぐってはアメリカが売買や輸送に制裁を科す中、主な供給先となっている中国には安い価格で取り引きされています。

ベッセント財務長官は制裁が一部緩和されれば、すべて中国にわたるはずだったイラン産原油が日本やインド、マレーシアなどにも供給されると指摘しています。