(ブルームバーグ):オーストラリア政府から亡命を認められたイラン女子サッカー代表選手7人のうち、新たに1人が帰国を決め、帰国者は計5人となった。政府高官が明らかにした。
オーストラリア政府は先週、選手6人とスタッフ1人に人道的査証(ビザ)を発給。女子アジア・カップの試合前に国歌斉唱を拒否したことを受け、イラン国営メディアが選手らを裏切り者と報じ、選手の身の安全に懸念があるとの判断によるものだった。
政府高官によると、残っている2人にはオーストラリアに滞在するための保護ビザが提示されており、英語教室や住宅、就職支援などが提供されているという。
準国営タスニム通信はイラン司法省当局の声明を引用し、代表チームは「平静と自信を持って」帰国できると指摘。選手らの行動は「敵の陰謀」による感情的な影響下で「意図せず」行われたものだとした。
オーストラリアのバーク内相は声明で「選手らが今回の判断をオーストラリア当局に伝えた後、選択肢について話し合う機会が繰り返し与えられた」とし、「オーストラリア政府は機会を提供し、それを伝えることはできるが、選手らがこうした極めて困難な決断を下すに至った状況そのものを取り除くことはできない」と語った。
原題:Iranian Women Soccer Members Reverse Australia Asylum Claim (1)(抜粋)
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