(ブルームバーグ):金相場は16日の取引で1オンス=5000ドルを割り込んだ。中東での戦争が3週目に入り、週末に重要なエネルギーインフラが攻撃を受けたことで原油価格が急騰したことが背景。
金は取引序盤に一時1%下落し、週間ベースで2週連続の下げとなった。軍事衝突に伴うエネルギー価格上昇とインフレ懸念により、米連邦準備制度など主要中央銀行の利下げ観測が後退した。米国がイランの主要な原油輸出拠点を攻撃した後、イランが複数のアラブ諸国のエネルギーインフラに報復攻撃を行ったことが材料視され、原油価格は急騰した。
トレーダーの間では、17、18両日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利下げが決まる可能性はほぼないとみられている。利回りを生まない貴金属にとって、高めの金利は重しとなることが多い。
シンガポール時間午前7時26分(日本時間同8時26分)時点で、金スポット価格は0.7%安の1オンス=4986.34ドル。銀は0.7%安の80.03ドル。プラチナとパラジウムも下落した。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。前週は1%超上昇していた。
原題:Gold Falls Below $5,000 as Mideast War Keeps Oil Prices Elevated(抜粋)
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