イランの核開発をめぐるアメリカとイランの高官協議がきょう、行われます。ただ、双方の主張には隔たりがあり、協議が進展するかは不透明な情勢です。

中東オマーンではきょう、アメリカのウィットコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が出席し、イランの核開発をめぐる問題について協議します。

こうしたなか、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは5日、協議を仲介するカタールやトルコなどがアメリカとイランに対し、合意案を提示したと報じました。

それによりますと、イランは今後3年間、ウランの濃縮活動を停止し、その後は濃縮度を1.5%未満に制限するとしています。さらに、現在保有する高濃縮ウランは第三国へ移送されるということです。

また、イランが弾道ミサイルを使用しないとの取り決めや、親イラン勢力に武器や技術を移転しないなど、核問題以外の内容も盛り込まれているとしています。

さらに、アメリカとイランの間で「相互不可侵協定」を結ぶことも提案されているということですが、両国の合意案への反応は明らかになっていません。

これまで、アメリカとイランの主張には隔たりがあり、今後、協議が進展し事態の打開につながるかは依然として不透明な情勢です。