チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世がグラミー賞を受賞したことについて、中国政府は強く反発しています。

アメリカ音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞で、ダライ・ラマ14世の「メディテーションズ」が「最優秀オーディオブック、ナレーション、ストーリーテリング・レコーディング」賞を受賞しました。

これについて、中国外務省の林剣報道官は「ダライ・ラマは宗教の衣をまとった反中分裂主義者だ」と批判したうえで、次のように強く反発しました。

中国外務省 林剣 報道官
「我々は芸術の賞を反中国の政治的操作の道具とすることに断固反対する」

中国政府は、これまでもダライ・ラマ14世を「チベットの独立をたくらむ分離独立主義者」と激しく批判、最近では90歳を迎えたダライ・ラマ14世の後継者問題をめぐっても対立を深めています。

中国政府は、ダライ・ラマの影響力が世界に広がることを警戒しており、強く反発した形です。