(ブルームバーグ):トランプ米大統領は14日、学校給食についての連邦政府のプログラムに参加する学校が、脂肪分などを取り除かない全乳を提供できるようにする法案に署名した。ここ数週間に発表された栄養政策見直しの一環だ。
トランプ氏は、署名式が行われた大統領執務室で「これは新年最初の法案署名だ。『メイク・アメリカ・ヘルシー・アゲイン(米国を再び健康に)』の政策の下で、何百万人もの学齢期の子どもたちが高品質の牛乳を飲めるようになる」と述べた。
式典にはロリンズ農務長官やケネディ厚生長官が同席した。
学校給食での全乳提供を認める「健康な子供のための全乳法」は、給食プログラムに参加する学校が無脂肪乳と乳脂肪分1%以下の低脂肪乳のみを提供できるとする現行制度を転換するものだ。
連邦政府の食事支援を受ける学童も、給付を使って全乳を購入できるようになる。10年以上前にミシェル・オバマ元大統領夫人が低脂肪・無脂肪への移行を主導して以来となる。
プログラムに参加する学校は、フレーバー付きおよびフレーバーなしの全乳または乳脂肪分2%の低脂肪乳を、既存の選択肢に加えて提供する必要がある。
トランプ氏は「そしてもちろん、これらの変更は、われわれが愛する米国の酪農家にとって大きな勝利になる」と付け加えた。
ロリンズ氏によると、農務省は数週間内に、学校給食に全乳を戻すために必要な新規則に関する指針を公表する予定で、その後に全乳の提供が始まる。
トランプ政権は先週、動物性たんぱく質の摂取を増やし、砂糖を減らすことを促す新たな米国人向け栄養指針を打ち出した。
指針は、慢性疾患の削減を目的に連邦政府の保健政策を大幅に見直す構想の一部。たんぱく質を重視する食事や、添加糖や加工食品に対する厳格な姿勢など、ケネディ氏個人の栄養観の多くを反映している。
原題:Trump Signs Legislation to Allow Schools to Serve Whole Milk(抜粋)
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