クマの出没が日ごろの業務に影響が出ていると答えた企業は日本全国で6.5%、なかでも東北ではその割合は28.9%に上る。東京商工リサーチが11日、1日から8日にかけてインターネットで調査し、有効回答6309社を集計した結果を明らかにした。

業種別では、宿泊業が39.1%と業務への影響が最も高く見られ、電気·ガス·水道業といったインフラ関連業種が21.7%と続いた。具体的な影響としては、クマの出没を受けて「従業員への周知·啓蒙に迫られた」とする回答が半数近くを占めた。

クマが生息していない九州でも0.9%が影響が出ていると回答。クマ被害の影響は間接的にも全国に広がり、企業活動上の看過できないリスクとなっていると東京商工リサーチは指摘する。

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