「紛失防止タグ」を悪用したストーカー被害を防ぐことなどを目的とした改正ストーカー規制法がさきほど、成立しました。
カギや財布などに取り付け、スマートフォンと連携して位置情報を把握する「紛失防止タグ」を悪用したストーカー事案が近年、急増しています。
改正ストーカー規制法では、こうした被害の増加に歯止めをかけるため、相手の承諾を得ずに紛失防止タグを取り付け、位置情報を取得する行為が規制の対象に追加されました。
このほか、被害者からの申し出がない場合でも、警察の職権で加害者に対し行政指導の「警告」ができることも盛り込まれました。
改正法はきょう(3日)、参議院の本会議で採決が行われ、全会一致で可決、成立しました。
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