(ブルームバーグ):米アルファベット傘下のグーグルはインド南部アンドラプラデシュ州において、今後5年間で150億ドル(約2兆3200億円)を投じ、その後も投資を拡大させると見込まれている。ナイドゥ州首相が明らかにした。

15日のインタビューで、グーグルが同州でデータセンターを建設する計画について「これが始まりだ」と強調。最初の5年間が経過した後にグーグルが投資額を倍増させる可能性があるかとの質問には「状況次第で常にその機会はある」と答えた。
その上で「5年間で150億ドルというのは、双方にとって有益なスタートだ」と語った。
同氏によると、アンドラプラデシュ州ではインドの複合企業リライアンス・インダストリーズなど複数の企業が合計5.5ギガワットのデータセンター建設を確約している。州側はこれに合わせ再生可能エネルギーの拡大にも取り組む方針だ。
ナイドゥ氏の発言に関し、グーグルの担当者からのコメントは15日時点で得られていない。
グーグルは先月、アンドラプラデシュ州の港湾都市ビシャカパトナムに新たな電力源と光ファイバー網につながるデータセンターを建設する計画を発表していた。
原題:Google to Lift India Data Hub Plan Above $15 Billion, Naidu Says(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.