若手ピアニストの登竜門として知られる世界三大コンクールのひとつ、ポーランドの「ショパン国際ピアノコンクール」で東京都出身の桑原志織さんが4位に入賞しました。

ポーランドのワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールの最終結果が、日本時間の21日午前に発表され、東京都出身の桑原志織さんが4位に入賞しました。

原則5年に1度開催されているこのコンクールは今年で19回目です。

18日から3日間にわたって開催された本選には7か国から11人が進出し、ショパンのピアノ協奏曲などを披露。1位にはアメリカのエリック・ルーさんが選ばれました。

日本からは本選に2人進出していて、桑原さんは東京芸術大学を卒業後、ベルリン芸術大学などで演奏を学び、今年開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞していました。

愛知県出身の進藤実優さんも本選に進んでいましたが、惜しくも入賞を逃しました。