イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの合意違反があったと主張し、空爆を実施しました。停戦発効後、最大規模の攻撃とみられます。

イスラエル軍は19日、ガザ南部ラファに展開していた部隊がハマスの戦闘員から少なくとも3回の攻撃を受けたとし、その後、ガザで空爆を実施したと発表しました。

アルジャジーラは、ガザの複数の地域に空爆があり、少なくとも42人が死亡したと伝えています。

ハマスはラファで起きた事案については関与していないとしていて、「イスラエルが停戦に違反し続けている」と主張しました。

停戦の崩壊が危ぶまれたものの、イスラエル軍はその後、再び停戦の状態に戻ると発表しました。

和平計画の脆さが浮き彫りになった形ですが、アメリカのトランプ大統領は19日、ガザでの停戦が現在も維持されているとの認識を示しています。