日本サッカー協会技術委員会の影山雅永委員長が児童ポルノの輸入や所持などの罪でフランスで逮捕され、執行猶予のついた禁錮1年6か月の有罪判決を受けました。

フランス紙「パリジャン」によりますと、今月2日、影山雅永委員長は20歳以下の日本代表の試合で日本から南米チリへ向かう際、経由地のパリで飛行機を降りたところ警察に逮捕されました。

影山委員長は、機内で少女のわいせつな画像をノートパソコンで閲覧していて、客室乗務員がそれに気づいたということです。

今月6日にはパリ郊外の裁判所で裁判が開かれ、児童ポルノの輸入、所持などの罪で執行猶予のついた禁錮1年6か月の有罪判決を受けたということです。

影山委員長は裁判で、児童ポルノの輸入や所持が「フランスで禁止されているとは知らなかった」とし、わいせつな画像については「AIが生成した画像だ」と主張したということですが、警察の捜査で実在する人物の画像が含まれていたことも明らかになっています。

日本サッカー協会は7日、会見で「大変遺憾だ」とし、影山技術委員長との契約を解除し、委員長職の解任を決議したと発表しました。