星浩氏「副総裁と幹事長が同じ派閥からというのは極めて異例」

小川彩佳キャスター:
早速、高市新総裁のもとでの人事の情報が続々と入ってきていますけれども、星さんはどうご覧になっていますか。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
私も自民党を長く見てきましたけど、副総裁と幹事長が同じ派閥からっていうのは極めて異例なことですよね。今の石破政権の幹部によると、これはもしかしたら、「第2次麻生政権」ではないかと言われているぐらいで、そういう見方もできると思いますね。
自民党の裏金事件があって、派閥をやめよう、解消しようということで動いてきたんですが、唯一残っている派閥が麻生派なんです。その残っている派閥がこういう人事面で得をするということになっているわけで、それではどう見ても「解党的出直し」とは言えないと思いますね。
高市氏 玉木代表と極秘会談、国民民主との連携が軸か
少数与党で厳しい政局が予想されるなか、野党との連携に向けた動きも始まっています。
記者
「国民民主党の榛葉幹事長との会談を終えた自民党の麻生最高顧問を乗せた車が事務所から出てきました」

自民党の麻生最高顧問と国民民主党の榛葉幹事長が6日、都内で会談。
自民党関係者によると、まずは国民民主党との連携を軸に調整が進められる見通しです。
国民民主党 玉木雄一郎代表(4日)
「基本政策についての一致点はかなりあるのかなと認識しています。(総理指名選挙前に連立協議がきたら?)来たときに考えます」

こうしたなか、玉木代表が5日、高市氏と会談していたことが関係者への取材で分かりました。
ただ、国民民主党内には慎重な声も…

国民民主幹部
「連立はないよ。連立する理由がない。期待しているのは自民党側だけ」