中国で3隻目となる空母「福建」で、3種類の艦載機が電磁式カタパルトを使った離着艦訓練に成功したことがわかりました。
これは、中国海軍が初めて公開した空母「福建」の艦上で行われた離着艦訓練の様子です。
空母「福建」は、これまでの2つの空母には無かった艦載機を加速して発進させる電磁式カタパルトが設置されているのが特徴の1つです。
中国国営の新華社通信によりますと、中国海軍の関係部門の話として、空母「福建」の艦上で「殲-15」や「殲-35」など3種類の艦載機が電磁式カタパルトを使った発進と、着艦の訓練に成功したということです。
成功した日付は明らかにされていません。
中国軍の関係者は、これにより中国が独自開発した電磁式カタパルトと着艦制動システムが複数の機種の艦載機に適合することが実証されたとして、「中国海軍の変革と発展を推進する上で画期的な意義を持つ」と評価しています。
中国で3隻目となる空母「福建」は去年5月に初めての試験航海を実施していて、今年中にも就役するのではないかと指摘されています。

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