ウクライナの議会にあたる「最高会議」の元議長が射殺された事件で、ウクライナに住む52歳の男が容疑者として拘束されました。警察はロシアが関与したとみています。

現地メディアなどによりますと、「最高会議」元議長のアンドリー・パルビー氏は8月30日、西部リビウの路上でフードデリバリーの格好をした人物に銃で8発撃たれて死亡、容疑者は逃走していました。

ウクライナ国家警察は1日、リビウに住む52歳の無職の男をパルビー氏を殺害した疑いで拘束したと発表しました。

警察は、ロシア側が関与した計画的な犯行だとみて捜査を進めているとしています。

ゼレンスキー大統領は「この恐ろしい殺人事件のすべての状況が明らかにされなければならない」と捜査により全容解明を進める方針を示しています。