ジェノサイド=大量虐殺を研究する世界最大の団体は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃について、「ジェノサイドに該当する」との決議案を採択しました。
「国際ジェノサイド研究者協会」はイスラエルによるガザへの攻撃について、「ジェノサイドの法的定義に該当する」との決議案を採択しました。
決議では、攻撃は「民間人および民間インフラに対する無差別かつ意図的なもの」だとしてイスラエルを非難したうえで、「パレスチナ人に対するジェノサイドや戦争犯罪を構成するあらゆる行為を即時停止するべきだと」と訴えています。
AP通信によりますと、投票した人のうち86%が採択を支持したということです。
これに対して、イスラエル外務省は反論声明を出し、「イスラム組織ハマスがユダヤ人に対するジェノサイドを企てた」「ジェノサイド研究者はジェノサイドの被害者を非難している」などと軍の攻撃を正当化しました。

NATO事務総長 欧州東部の防衛態勢強化を発表 ロシアの無人機“領空への侵入は絶対に容認できない”