若者のおせち離れ。百貨店もあの手この手です。

「おせち離れ」どう食い止める?

早くも始まっている2026年お正月の「おせち商戦」。

こちらは、重箱まるごと蟹づくし。贅沢な食材がふんだんに詰まっています。

最近のおせちは、昆布巻きやブリといった昔ながらの定番食材があまり見当たらない点が特徴です。

高島屋 おせち担当バイヤー 天笠亜佑子さん
「若い方を中心に“おせち離れ”と言われているので、若い方にも楽しんでもらえるような、『肉』『かに』というわかりやすくご馳走らしいもの、テンションが上がるものをたくさん用意しています」

昔のおせちといえば、家で作るもの。数の子などの食材を求めて、デパートは大賑わいでした。

それが徐々に「買うもの」へと変化し、2000年代に入ると「百貨店おせち」が定着しました。

しかし、令和の若い世代は…

「あまり食べないです。入っているものが分からない」
「エビが入っているよ」
「お金持ちが食べるイメージ」
「お上品」

若者のおせち離れ、あの手この手の工夫が求められそうです。