パキスタンの北西部などで大雨による洪水や土砂崩れが発生し、これまでに300人以上が死亡しました。

パキスタン北西部やカシミール地方のパキスタン側支配地域などでは14日から降り続いた大雨により、洪水や土砂崩れが各地で発生しています。

北西部のカイバル・パクトゥンクワ州では、地元当局によりますと落雷で亡くなった人なども含め、これまでに324人の死亡が確認されました。また、この州では救援物資を運んでいたヘリコプターが悪天候により墜落し、乗組員5人全員の死亡が確認されたということです。

カシミール地方ではインド側支配地域のジャム・カシミールでも大雨による洪水が発生していて、ロイター通信によりますと、60人以上が死亡、200人以上が行方不明になるなど大きな被害が出ています。