EU=ヨーロッパ連合とヨーロッパ各国の首脳らが、トランプ大統領から米ロ首脳会談の報告を受け共同声明を発表し、「次のステップはゼレンスキー大統領を含む更なる協議だ」として、アメリカとロシアとウクライナの3か国による首脳会談の実現に向け、協力する用意があると表明しました。
ドイツのメルツ首相とフランスのマクロン大統領、EUのフォンデアライエン委員長、イギリスのスターマー首相らは16日、連名で共同声明を発表しました。
声明では「トランプ大統領の構想通り、次のステップはまもなく会談予定のゼレンスキー大統領を含む更なる協議だ」とし、アメリカとロシアにウクライナを加えた3か国による首脳会談の実現に向け、協力する用意があると表明しました。
トランプ大統領は米ロ首脳会談のあと、ヨーロッパの首脳らに会談内容を報告していて、声明では「領土に関する決定はウクライナ自身に委ねられていて、国境は武力によって変更されてはならない」と指摘。
また、「公正で永続的な平和が実現するまでロシアへの制裁を強化し続ける」とも強調しています。

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