アメリカのトランプ大統領は、今週予定されている米ロ首脳会談をロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の直接対話に繋げたいとの考えを示しました。

アメリカ トランプ大統領
「(米ロ首脳会談の)次はゼレンスキー氏とプーチン氏の会談か、私を入れた3者での会談になる。この2人の首脳会談を設定したいと考えている」

トランプ大統領は11日、ロシアとウクライナの停戦をめぐる両国首脳の協議について、15日にアラスカ州で予定されている米ロ首脳会談後の実現に強い期待を示しました。

今回の会談にゼレンスキー氏が出席することも「あり得る」としつつ、可能性は低いとの見方も明らかにしています。

また、トランプ氏は、プーチン氏との会談ではロシアが占領する領土についても協議されるだろうとし、「ウクライナが一部を取り戻せるよう努める」と強調しました。