日本人初快挙!王谷晶さん「ババヤガの夜」がダガー賞翻訳部門受賞

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世界最高峰とされるイギリスのミステリー文学賞の翻訳部門に王谷晶さんの小説「ババヤガの夜」が選ばれました。日本人初の快挙です。
ロンドンで3日、英国推理作家協会が主催する「ダガー賞」の授賞式が行われ、翻訳部門を王谷晶さんの作品で、サム・ベットさんが翻訳を務めた「ババヤガの夜」が受賞しました。
この作品は、暴力を生きがいとする女性・新道依子と、新道が護衛することになった暴力団会長の娘との「名前のつけられない関係性」を描いた物語で、女性同士の連帯やミソジニー=女性蔑視などのテーマにも光が当てられています。