米銀JPモルガン・チェースが主導するコンソーシアム(企業連合)は、テキサス州アビリーンで進む人工知能(AI)データセンター建設プロジェクトに71億ドル(約1兆円)の建設資金を融資で提供する。

22日の発表資料によれば、この融資は1.2ギガワットのデータセンター建設に向け総額150億ドルの共同事業の第2段階を資金面で支えるもの。データセンターはブルー・アウル・キャピタルとクルーソー、プライマリー・デジタル・インフラストラクチャーが開発している。

この事業は現地に8棟を建設する計画で、その一環として、新たに6棟の建設が進められる。第2段階の工事は3月に始まっており、2026年半ばの完成を見込んでいる。

プライマリー・デジタルのエグゼクティブマネジングディレクター兼最高投資責任者(CIO)ビル・スタイン氏は電子メールで、「第2段階の開発は雇用創出のみならず、北米におけるAIイノベーションを後押しするという点で社会的に大きな影響を持つ」とコメントした。

JPモルガンとブルー・アウル、クルーソーの担当者はコメントを控えた。

原題:Blue Owl-Tied Data Center Gets $7.1 Billion in Financing (2)(抜粋)

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