(ブルームバーグ):ヤマハ発動機の橋本満執行役員は13日の決算会見で、米国の関税により同社のコストは上昇するため、「価格への転嫁は避けて通れない」との考えを示した。
- 競合他社の状況などを踏まえながら、各事業においてどういった価格戦略を実施すべきか検討中
- 米国の関税による25年のコスト増加額は約500億円と想定
- 現在発表されている関税率が年間通じて実行されると仮定して算定しており、今期業績予想には織り込んでいない
- 追加関税による需要への影響については精査中
- 影響最小化へ短期的には経費コントロールや価格戦略、需要動向や在庫水準に合わせたフレキシブルな生産調整などに全社一丸となって取り組み
- 関連記事:ヤマハ発:1Q営業利益、市場予想下回る
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.