12日の東京株式相場は東証株価指数(TOPIX)が12営業日続伸の見込み。米国と中国が貿易協議に「著しい進展」があったと発表し、貿易戦争を巡る緊張緩和への期待からリスク選好の動きが広がる。外国為替相場がドル高・円安に振れ、輸出関連株など中心に物色されそうだ。

東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米中通商協議が著しく好転したとあり、かつ為替が円安に振れているためきょうは上昇するだろう
    • 日本株は連騰しており、テクニカル的にはお休みが必要だが、今朝の日経平均先物の動きを見ると通商協議の期待は必ずしも全部織り込んではいない
    • 投機筋は円高のポジションが異常に多いため、円安が続く可能性がある
  • 円安のほか、米中の協議進展を受けて日米間でも交渉が進むとの思惑から、ハイテクや自動車などの外需関連株が上昇する可能性が高い
  • ウクライナとロシアの直接会談は軍事関連にはマイナスになる一方、 全体的には緊張緩和からプラス材料

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