自民党の西田昌司参院議員はきょう、沖縄戦で犠牲となった学生らを慰霊する「ひめゆりの塔」をめぐる自身の発言について謝罪し、撤回しました。

西田氏は「ひめゆりの塔」の展示をめぐり、「歴史の書き換え」などと発言し、批判が集まっていました。

この発言について西田氏はおととい、釈明したものの撤回はせず、与野党双方から批判が高まり、きょうになって「沖縄県民の心に傷を負わせてしまった」などと謝罪し、発言を撤回しました。

自民党 西田昌司 参院議員
「私の発言したところは、訂正・削除させていただきたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」

一方で、「自分の言ってることは事実だという前提でいまも話している」と主張し、事実かどうかではなく、県民の心を乱したことが謝罪と撤回の理由だと述べました。