石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」では、6月に日量約40万バレルの追加増産を実施する方向で主要加盟国が協議していると、複数の加盟国代表者が明らかにした。OPECプラスは3日のビデオ会議で6月産油量を協議する。

サウジアラビアとロシアが率いるOPECプラスは4月、日量41万1000バレルの追加供給を決定し、市場を驚かせた。増産幅は従来の生産計画で合意した規模の3倍に相当し、割り当て違反を繰り返す加盟国への対応とみられていた。

協議が非公開であることを理由に匿名で話した加盟国代表者らによれば、OPECプラスは6月についても同様の措置を検討している。

原題:OPEC+ Discusses 400,000-Barrel June Supply Hike Ahead of Call(抜粋)

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