米証券取引委員会(SEC)では、職員約500人が5万ドル(約750万円)の特別支給を受け取って退職することで合意した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

執行部門などではさらに大規模な退職が発生する可能性もあるという。非公開情報であることを理由に関係者は匿名で語った。5万ドルの特別支給を伴う退職プログラムへの応募期限は21日となっており、退職者の数はさらに増える可能性がある。

SECの現在の職員数は約5000人。元職員の間では、今回の一斉退職により、金融危機が発生した場合に当局が適切に対応できなくなるのではないかとの懸念が一部で示されている。

SECの広報担当者はコメントを控えた。

原題:SEC to Lose About 500 Staffers to Buyout, Resignation Offers(抜粋)

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