イーロン・マスク氏は12日、予告なしに米国家安全保障局(NSA)を訪れた。同局は改革が必要だとマスク氏は1週間前に述べていた。

NSAと米サイバー軍を率いるティモシー・ハウ空軍大将がマスク氏を出迎えた。NSAは声明で、「主要顧問と協議することで、われわれは立場を一致させられる」と表明した。マスク氏はトランプ大統領の顧問として連邦政府のコスト削減を推し進めている。

マスク氏を司令塔とする「政府効率化省(DOGE)」が連邦政府の職員や機関の削減を進める中で、米情報機関はマスク氏による精査に備えてきた。

マスク氏は6日、「NSAは抜本的改革が必要だ」とX(旧ツイッター)に投稿していた。

投稿には「キャンパスにNSAがやってきた!」というタイトルの画像と、NSAの担当者が米国の6つの大学を訪問する日程が添付されていた。

国家安全保障関連の機関は本来、マスク氏のコスト削減の取り組みの対象にならないはずだった。しかしラトクリフ中央情報局(CIA)長官は2月、トランプ政権による大規模な連邦職員削減方針に従い、中国などの最優先事項に活動の焦点を絞るとして、職員に早期退職を勧めた。

原題:Elon Musk Makes Unannounced Visit to Secretive US Spy Agency(抜粋)

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