(ブルームバーグ):米オープンAIは27日、対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」の基盤となる新たな大規模言語モデル「GPT-4.5」の提供を開始したとブログで発表した。
「心の知能指数(EQ)」の進化により、ユーザーの質問や指示の微妙なニュアンスを理解し、反応する性能が向上した。対話や文書作成、コーディングの能力が特に高いという。「ハルシネーション(誤った情報の生成)」の頻度低減も期待される。
学習データに正解を与えない状態でAIが特徴的パターンを見つける「教師なし学習」をスケールアップした結果、幅広い知識と深い世界理解を備えたモデルが実現した。
「研究プレビュー」として公開したGPT-4.5の初期バージョンは、研究者やソフトウエア開発者を対象とする月額200ドル(約3万円)の有料プラン「チャットGPTプロ」のユーザー向けに当初提供する。
最初の利用者からフィードバックを得て、より幅広い層に広げていく予定だ。
原題:OpenAI Releases GPT-4.5 Model Aimed at Better Writing and Coding(抜粋)
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