ドナルド・トランプ氏のホワイトハウス返り咲きが決まったのを受け、米プロフットボールNFLは各チームにメモを送付し、試合当日に政治的な声明など個人的なメッセージの発信を認めない方針を改めて伝えた。ブルームバーグがメモの内容を確認した。

NFLの規定では、政治的な声明のほか、同リーグが承認していないフットボール以外のイベントや慈善活動に関連するメッセージの発信も禁止されている。試合中だけではなく試合前後も含まれ、選手がファンやテレビの視聴者から見える時間帯に適用される。この規定に違反した場合、初回で約1万1000ドル(約170万円)の罰金が科せられる。

NFLの広報担当者はコメントを控えた。

NFLは先週、サンフランシスコ49ersのスター選手ニック・ボサが10月27日の試合後のテレビインタビュー中にトランプ氏の政治スローガンが表示された帽子を着用していたとして、同選手に罰金を科した。

同リーグは第1次トランプ政権時に同氏と対立した経緯がある。2016年と17年のシーズン中にコリン・キャパニック選手が社会正義を求める抗議行動を引き起こした際、トランプ氏は政治集会で同選手を侮蔑的な言葉で呼び、解雇されるのを見たいと発言。選手やコーチ、オーナーらは、試合前の国歌斉唱時に起立せず手を組んでひざまずいたほか、ロッカールームにとどまるなど、トランプ氏への反発を示した。

原題:After Trump Win, NFL Reiterates Ban on Player Political Displays(抜粋)

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