中国の若者の7月の失業率は17.1%となり、前の月から大幅に悪化しました。景気の先行きの不透明感が強まる中、若年層の雇用情勢が厳しさを増しています。
中国国家統計局の発表によりますと、7月の学生を除く16歳から24歳の失業率は17.1%となりました。前の月の13.2%から3.9ポイント悪化していて、今年、最悪の水準となりました。
中国では6月から7月にかけて大学生が卒業シーズンを迎えますが、卒業後も就職が決まらない学生が多かったとみられます。
他の年代の失業率は、▼25歳から29歳までが6.5%、▼30歳から59歳までが3.9%で、若年層の雇用情勢が目立って悪化しています。
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