東京都内に事務所を置く、ベトナム人技能実習生を支援するNPO法人です。

吉水慈豊​代表:「1年わかる?2年目わかる?今2年目、日本に来て」
トゥンさん:「はい」
吉水慈豊代表:「おいしい?」

トゥンさん:「おいしい。同じベトナムと」

故郷の味、フォーを食べて落ち着いた様子。改めて今回の経緯を聞きました。

浅川記者:
「なぜ技能実習生として日本に来たのですか?」

トゥンさん:
「日本で経験を積んで、家族をサポートするためにお金を稼ぎたいからです」
浅川記者:
「将来の夢は何ですか?」
トゥンさん:
「日本でお金を稼ぎ、それを資本金にしてベトナムで農業の機械などの自営業をしたいと思っています」

技能実習生はほとんどが非営利の監理団体が受け入れて、傘下の企業などで実習する形になっていて、外国人技能実習機構が監督しています。

トゥンさんは妻と2人の子どもを養うため、約120万円の借金をして来日。
団体を通して、県内の企業で去年から技能実習を始めました。しかし…

トゥンさん:
仕事は日本人と接する機会があまりないので、日本語能力が中々上達できないし、今解雇処分されて、これからどうするかわからない状態です。