高齢化や人手不足が深刻化する中、地域の移動手段をどう確保するのか。
山梨県甲斐市で最新技術を活用した自動運転の実証実験が始まりました。

こちらが実証実験に使われるゴルフカート型の自動運転車両。
事前に登録した地図データを元に高性能センサーを使って障害物を感知しながら走行します。

最高時速は約15kmで、一時停止なども自動で行います。

実証実験は勾配のある住宅地の甲斐市天狗沢の公道で、自宅などからバス停までの移動手段として11月18日までおこなわれます。

高齢化や人手不足といった地域交通の課題解決に繋がるかを探るのが狙いです。


小野規克 敷島台自治会長:
帰りの上り坂もこういった手段があれば、これから高齢化社会が進んでいく中で非常に便利ではないかと思う。

甲斐市 瀬戸隆之 副市長:
停留所までの細かい所を自動運転車両でカバーできれば、より満足度の高い公共交通を目指していけると考えています。

なお11月19日には、一般向けの体験試乗会も行われます。