甲州市の大善寺で5年に一度の御開帳が行われ、重要文化財の薬師如来三尊が一般に公開されています。

約1300年前の奈良時代に行基によって開かれた甲州市勝沼町の大善寺。

本堂は築730年以上で、関東で最古の木造建造物です。ここに安置されている薬師如来像と日光・月光菩薩像の薬師如来三尊は国の重要文化財にも指定されていて、5年に一度の御開帳が始まりました。

本尊の薬師如来は全国で唯一、ブドウを手に持っていて、この地にブドウをもたらしたと伝えられています。


参拝者は:
「思っていたよりガッチリした感じ、手にのっているブドウの豊かなこと。すごいと思って。また5年後に来たい」
「時代が経っても残っている寺は素晴らしい。仏様もきれいでありがたく拝見した」

また今回の御開帳では、2010年に日光菩薩像を解体修理した際に像の中から出てきた鎌倉時代の「印仏」が初めて公開されています。

大善寺の御開帳は10月8日まで行われています。







