新型コロナが5類に移行し初めての夏の行楽シーズンを前に、交通事故防止を呼び掛ける県民運動がスタートしました。

これは山梨県が毎年この時期に実施しているもので、甲州市の交差点では警察官などによる街頭活動が行われました。

参加者は信号待ちのドライバーに事故が多い場所が書かれたチラシや反射材などを配布し、安全運転を呼びかけました。

日下部警察署交通課 山下大輔課長:
コロナも5類になり、遠出をする機会が多くなる、楽しい夏休みを過ごすためにも安全を第一に考えた余裕を持った運転を心掛けてほしい。

今年、県内で発生した人身事故は20日までに1031件と、去年の同じ時期より16件減少したものの、亡くなった人は去年と同じ15人となっています。

ここ数年は7月から8月にかけて県外の人が関係する事故が増加する傾向にあり、県警などは8月20日までの運動期間中、取締りを強化することにしています。