富士山が開山した7月1日から17日までの登山者の数は4万人を超え、コロナ禍前の2019年と比べると4割ほど増加していることが環境省の調査でわかりました。

環境省によりますと、富士山8合目付近に設置した赤外線カウンターによる調査で7月1日から17日までに通過した登山者は4万1518人でした。
コロナ禍前の2019年の約3万人から4割ほど増加しました。

このうち吉田ルートから登った人は3万83人で、ここ10年で2番目の多さです。

環境省はアフターコロナで国内外の観光需要が高まったことが、登山者が増えた要因とみています。

また、弾丸登山や軽装での登山は非常に危険だとして、余裕をもった登山計画を立てるよう呼びかけています。