リニア中央新幹線の早期実現を求める山梨県の期成同盟会が開かれ、JR東海や国に対し県内で実施しているボーリング調査を速やかに行うよう求める決議を採択しました。

19日に行なわれた県のリニア中央新幹線の期成同盟会には関係者およそ170人が参加し、会長の長崎知事が観光や新たな産業が期待されるリニアの早期実現を訴えました。
リニア工事を巡っては静岡県が大井川の水量が減ることなどを懸念し静岡工区の工事を認めておらず、2027年の開業が困難となっています。

そこで期成同盟会はJR東海に対し地下水の流出量を科学的に把握するボーリング調査を速やかに山梨と静岡の県境まで実施することや静岡県との協議を進め静岡工区の早期着手を求める決議を採択しました。
この決議は要望書として国交省に提出することにしています。