山梨県峡東地域の果樹栽培の世界農業遺産への認定や課題を、地元の市などでつくる協議会が副知事に報告しました。


世界農業遺産は国連の食糧農業機関が伝統的な農林水産業などを認定する制度で、2022年7月、峡東地域の「扇状地の果樹栽培」が県内で初めて認定されました。

峡東地域世界農業遺産推進協議会 鈴木幹夫会長:
全国あるいは世界に発信できるような大きな出来事だと言われて嬉しく思った。

峡東地域の3つの市などでつくる推進協議会は、18日県庁で長田副知事と面会し、イタリアで開かれた授与式の様子などを報告しました。

一方、世界農業遺産は「認知度が低い」という課題も指摘し、今後イベントなどを通じて認定をアピールしていくと意気込んでいます。