夏の観光シーズンの水難事故に備えようと、山梨県の山中湖で救助訓練が行われました。

この訓練は富士五湖観光船協会の山中湖支部などが毎年この時期に実施し、約40人が参加しました。

訓練は山中湖の沖合でボートが転覆して2人が溺れたという想定で行われ、観光船協会のメンバーが山中湖を17か所に区切った地図を見ながら場所を特定し、通報しました。

そして協会のモーターボートが出動して溺れている人を救助し、到着した救急隊に引き渡しました。

山中湖漁業共同組合 天野三代治 組合長:
もし(事故が)起きた場合には今日の訓練を有効に活かして、速やかに人命救助したい。

消防などは今後増加する水上レジャーの観光客などへ水難事故への注意を呼びかけ、今シーズンの事故ゼロを目指します。