気象庁は6月1日から大雨をもたらす「線状降水帯」について、半日ほど前からの発生予測を始めました。
線状降水帯とは、積乱雲が直線状に並び大雨が集中的に降るもので、山梨県内でも2017年に大月市で大規模な土砂崩落を引き起こしています。

これまで線状降水帯は発生した後に発表されていましたが、気象庁は1日から線状降水帯による大雨のおそれがある場合、発生の半日ほど前からの予測を始めます。

関東甲信地方で線状降水帯が発生するおそれがある場合、県内にも発表されます。
的中の精度は4回に1回ほどということですが、気象庁では発表の場合に避難経路の確認や避難準備をするよう呼びかけています。