6月22日に世界文化遺産登録から10年を迎える富士山。富士山は信仰の文化や美しい景観がある一方、活火山という側面もあり、これまで噴火を繰り返してきました。

噴火の備えや避難のあり方はこの10年間で大きく変わりしましたが、進まない問題もあります。

登山者や観光客を魅了する世界遺産・富士山。

その一方、過去5600年で180回、約30年に1度のペースで噴火を繰り返してきた活火山でもあります。

富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター 本多亮リーダー:
(今後)噴火の恐れが十分にあるという山。火山というのは山1つ1つに特徴があって、富士山はどこから噴火するかわからない山、山頂からいつも噴火するというわけではない。

こうした噴火への備えは、この10年間で大きく変わりました。