
高架橋の上はコンクリートがむき出しになっていますが、今後リニアが走行するガイドウェイや防音フードが設置されます。

リニアの県内の区間は実験線を含めて83.4kmで、このうち27.1kmがトンネル以外の地上区間です。

地上区間は全て高架橋の上を走行するため、約40m間隔で橋脚を建設する予定です。

JR東海は住民や自治体の理解を得ながら用地買収を進め、準備が整い次第、工事を進めていきたいとしています。


JR東海 山梨東工事事務所 中川隆広所長:
地上走行区間が長いというのが山梨県の特徴。会社からも2027年(の開業は)難しいとあるが、私どもはそれに向けてペースを落とさず頑張っている。

リニアの工事をめぐっては、大井川の水が減少するという指摘から静岡県内の区間で着工のめどがたたず、2027年の開業が難しい状況になっていますが、山梨県内のリニア工事は着々と進んでいます。