太平洋戦争などで犠牲になった山梨県の戦没者を慰霊する式典が、甲府市で行われました。

県下戦没者慰霊式は県が1957年昭和32年から行っているもので、今年で66回目になります。

式典には長崎知事や市町村長、それに戦没者の遺族など約700人が参列し、黙とうを捧げて冥福を祈りました。

そして県遺族会の藤巻進理事長が戦没者に向け「二度と戦争を繰り返さない」と語りました。


藤巻理事長:
遺族の悲しみは決して癒えることはありません。大戦の記録が風化されないよう後世に語り継いでいく責務があります。

県内の戦没者は約2万5000人にのぼります。
遺族らは献花台に花を手向け、戦没者の霊に祈りを捧げました。