最先端の技術を使ったスマート農業の普及を目指し、無人で走行して肥料などを散布する農作業車の実演が、甲府市のブドウ畑で行われました。

無人の農作業車の実演は、最先端の技術の活用で農家の人手不足を解消しようと、甲府市が実施しました。

無人車はスマートフォンで事前に走行ルートなどを設定すると、液体の肥料や農薬を散布しながら自動で走行します。

散布する角度は自由に設定することができます。

実演会には、地元の農家など約40人が参加して無人車の動きをスマートフォンで撮影し、最先端の技術を確かめていました。

地元のブドウ農家は:
「農薬は雨がっぱを着て散布するから、自分が浴びることが何度もある。無人でできれば最高ですね」

甲府市は6月以降も実演会を開き、スマート農業の普及を図ります。