インターネットバンキングの口座から現金41万円をだまし取られる被害がありました。
警察はメールを利用したフィッシングとみて捜査していますが、フィッシングによる県内の被害額は既に去年の4倍以上になっています。
警察によりますと4月下旬、県内に住むネットバンキング利用者のスマートフォンに「政府の施策により対応しないと口座が止められる」とメールがありました。

利用者がメール内のリンク先にアクセスしたところ偽サイトに誘導され、ネットバンキングの「ID・パスワード」などを入力したところ、今月に入り口座から他の銀行口座に41万円が不正に送金されていたことに気づきました。


警察は、手口などからフィッシングによる不正送金とみて詳しく調べています。

県警によりますと、4月末までに県内で確認されているフィッシングの被害はすでに去年1年間と同じ7件で、被害額は約1460万円と去年の4倍以上になっていて、注意を呼びかけています。