自転車の盗難が増えていることを受け、高校生や警察が山梨県中央市の駅の駐輪場で防犯グッズを配り注意を呼びかけました。

これは自転車が盗まれる被害が特に駅周辺で多いことから注意を促そうと南甲府警察署などが行なったものです。

9日朝、中央市の東花輪駅の駐輪場に高校生ボランティアら16人が立ち、自転車で通勤・通学する人たちにワイヤーロックなどを配りました。

そして自転車に鍵を2つ付けて被害を防ぐよう声をかけました。

警察によりますと今年県内で起きた自転車の盗難被害は、4月末までに137件と去年の同じ時期より43件増え、およそ1.5倍となっています。

警察は自転車の防犯登録を行ったり、柱など固定できるものに自転車のチェーンを繋いだりしてほしいと呼びかけています。