山梨県内で最大規模の古墳が中央市で発見されました。これまでの考古学の定説を覆すかもしれない新たな事実が見つかってきました。

中央市大鳥居の曽根丘陵の一角。何か掘り起こされたような跡が見られます。

『二子塚古墳』です。

2022年7月、農地整備のため市が発掘調査をしている際に発見されました。

中央市教育委員会 今村直樹さん:
古墳時代の住居の跡が最初に出てきたんです。最初はまさかと思ったんですけど全体を見ると大きな古墳でした。

古墳とは3世紀から7世紀頃にかけて造られた有力者の墓のことで、県内では約700基が発見されています。

発掘調査から県内最大規模の古墳であることが分かった『二子塚古墳』は、県内2例目となる『前方後方墳』。